振付家 / ダンサー ダミアン・ジャレと彫刻家 名和晃平の協働によるパフォーマンス作品 《Planet [wanderer]》を、フランス・レンヌのThéâtre National de Bretagne、そしてベルギー・ブルージュで開催されるDecember Dance Festivalの一環としてConcertgebouw Bruggeにて上演いたします。
◼︎ フランス・レンヌ公演
日時:2024年11月21日(木) 21:00 -
11月22日(金) 19:00 -
11月23日(土) 21:00 -
会場:Théâtre National de Bretagne
1 Rue Saint-Hélier, 35000 Rennes, France
チケット
◼︎ ベルギー・ブルージュ公演
日時:2024年12月14日(土) 20:00 -
会場:Concertgebouw Brugge
‘t Zand 34, 8000 Brugge, Belgium
チケット
振付 : ダミアン・ジャレ
セノグラフィ : 名和晃平
照明:吉本有輝子
衣装:Sruli Recht
音楽:Tim Hecker
サウンドデザイン:Xavier Jacquot
振付アシスタント:Alexandra Hoàng Gilbert
Outside eye:Catalina Navarrete Hernández
クリエイティブプロデューサー:Jamila Hessaine
ダンサー:Shawn Ahern, Kim Amankwaa, Aimilios Arapoglou, Francesco Ferrari, Vinson Fraley, Christina Guieb, Astrid Sweeney, Ema Yuasa
Replacementダンサー:Thi Mai Nguyen, Karima El Almrani
製作:Théâtre National de Bretagne
パートナーシップ:Chaillot – Théâtre national de la Danse (2021年度アソシエイト・プロデューサー)
共同製作:Sandwich Inc.、Charleroi Danse、Festpielhaus St Pölten、東京芸術劇場、ロームシアター京都、京都芸術センター、Opera de Rouen Normandie、Theater Kampnagel Hamburg、Ballet de Grand Théâtre de Genève、Staatstheater Darmstadt、Nagelhus Schia Productions
協力:京都芸術大学 Ultra_Sandwich#14 #15 #16 #17、京都大学 竹中研究室
特別協力:株式会社グランマーブル、株式会社マツシマホールディングス
Thanks to Théo Casciani and Prabda Yoon, Fabienne Aucant, Didier Deschamps
Photo: Rahi Rezvani
Planet [wanderer]
大阪・ギャラリーノマルにて開催される37名のアーティストによるグループ展「ノマル35周年記念2 : All Stars - RESONANCE」に、名和晃平の《PixCell-Random #16》を出展いたします。
展示期間:2024年11月30日(土) - 12月21日(土)
開廊時間:13:00 - 19:00
休廊日:日曜日・祝日
場所:ギャラリーノマル
〒536-0022 大阪市城東区永田3-5-22
photo: Nobutada OMOTE
All Stars - RESONANCE
ドイツ・ハンブルクのGalerie Vera Munroにて、名和晃平の個展「Soma」を開催いたします。
本展では、2009年に開催された個展「Cell」の展示作品である「Air Cell」《Dot-Fragment_C》《Dot-Array_C》に、近年の新作「Catalyst」「Plotter」「White Code」「Moment」「Rhythm」「Mol」「Trans」を加えて再構成することで、作品間の新たな関係性を紡ぎ出します。
集合と離散を繰り返すセルの連なりは、平面や立体、さまざまな素材や手法の間でエンコードとデコードを繰り返しながらたゆたい、変質していきます。ギリシャ語で“身体”を意味する “soma” のとおり、行き交うさまざまなセルたちによって、鑑賞者の中に新たな身体感覚が静かに立ち上がります。
展示期間: 2024年11月15日(金) - 2025年3月未定
開廊時間:[火曜日 - 金曜日] 10:00 - 18:00 / [土曜日] 11:00 - 14:00
休廊日:月曜日、日曜日
会場:Galerie Vera Munro
Heilwigstrasse 64, 20249 Hamburg, Germany
Organized by Nick and Vera Munro Foundation
photo: Nobutada OMOTE
Soma
大阪・ギャラリーノマルにて開催中のグループ展「ノマル35周年記念1 - 詩人と美術家とピアニスト」に、名和晃平のドローイング作品《Phantom of the Grotto》を出展しています。
本展ではギャラリーノマルにゆかりのある17名のアーティストが、詩人・建畠晢氏の詩を題材に新作を制作・発表しています。
展示期間:- 2024年11月16日(土)
開廊時間:13:00 - 19:00
休廊日:日曜・祝日
場所:ギャラリーノマル
〒536-0022 大阪市城東区永田3-5-22
グループ展:ノマル35周年記念1 - 詩人と美術家とピアニスト
オニツカタイガーがイギリス・ロンドンで展開するアートギャラリープロジェクト「Tiger Gallery™」にて、鬼頭健吾・大庭大介・名和晃平の3人によるグループ展「Flare」を開催いたします。
さまざまな素材やアプローチ、コンセプトを織り交ぜることで、現代的な在り方の不確実性から宇宙の誕生にまでさかのぼるような壮大な物語が展開されます。絵画と彫刻、インスタレーションが、空間・時間・光のダイナミックな相互作用を映し出し、パラドックスと可能性に満ちた新たな次元へと鑑賞者を誘います。
2024年5月、アーティストたちが本展の構想を練っている間に、過去数十年で最も激しい太陽フレアが発生し、世界各地でオーロラが観測されるなど大きな注目を集めました。そして奇しくも数年前、アーティストたちは「太陽」と題した合同展を京都で開催していました。名和はこの偶然のつながりを熟考する中で、天空のスペクタクルへのオマージュとして、またアーティストたち同士が結びついた創造的な旅路へのオマージュとして、本展のタイトルに「Flare」を提案しました。太古のエネルギーでありながら未来を照らす太陽のように、本展「Flare」は、現在から未来までを通じた時代の本質と可能性を探究しています。
展示期間: 2024年10月10日(木) - 11月8日(金)
開廊時間:[月曜日 - 土曜日] 11:30 - 18:00 / [日曜日] 12:00 - 18:00
会場:Onitsuka Tiger Regent Street, London Flagship
249-251 Regent St., London W1B 2EP, UK
photo: Nobutada OMOTE
Flare
今秋、ベルギー/フランスの振付家・ダンサーのダミアン・ジャレと彫刻家・名和晃平のコラボレーションによる新作パフォーマンスアート《Mirage [transitory]》を、福岡・博多のイマーシブシアター THEATER 010にて発表いたします。
2014年に出会ったジャレと名和が10年に渡って続けてきたコラボレーションは、科学と神話、彫刻とダンスの境界を超えた表現を生み出してきました。本プロジェクトは、これまでの大規模なコラボレーション三部作《VESSEL》《Mist》《Planet [wanderer]》における達成を足場としつつ、それを鑑賞者個々の身体へと結びつける試みとして位置付けられます。本プロジェクトは今後、スイス・ジュネーヴへの巡回などさらなる展開も予定されています。
◼︎《Mirage [transitory]》コンセプト
大気による光の屈折が生みだす視覚現象を指す“MIRAGE”。それは自分自身を探して《Planet [wanderer]》の砂漠を彷徨い歩いていたものたちが見る蜃気楼であり、ここではないどこかへと繋がる幻の境界面である。二人のコラボレーションは常に、対立する概念の間に広がる薄く脆い領域を探索してきた。生と死、固体と液体、調和と混沌、人間と非人間―異なる状態の境界を手探ることそのものがパフォーマンスとなる。惑うものたちは互いに衝突し、絡み合い、いつしか溶け合って一つになっていく。そこはまさに、情報と物質が抽象的かつ感情的なかたちで入り混じる“変容の場”である。目まぐるしくかたちを変える物質の儚さは、変化こそが唯一不変のものであることを私たちに思い起こさせる。
白昼夢のような舞台の上で、ダンサーたちはさまざまな素材と対峙し、その身体を変化させていく。うつろう気象、あるいはその中で進化や変態を繰り返す動植物たちのように。催眠的な音楽が流れる中、ダンサーたちは一人、また一人と様々な地平から集まり、「THEATER 010」の螺旋状の空間構成と呼応しながら、鑑賞者をめくるめく変容の旅へと誘う。
◼︎概要
公演スケジュール:
9月27日 (金) 19:00 -
9月28日 (土) 14:00 - / 19:00 -
9月29日 (日) 14:00 - / 19:00 -
10月1日 (火) 19:00 -
10月2日 (水) 19:00 -
10月 4日 (金) 19:00 -
10月 5日 (土) 14:00 - / 19:00 -
10月 6日 (日) 14:00 - / 19:00 -
会場:THEATER 010
〒812-0018 福岡県福岡市博多区住吉1-4-17
チケット:https://eplus.jp/sf/detail/4143000001-P0030001
振付:ダミアン・ジャレ
美術:名和晃平
音楽:トーマ・バンガルテル
衣装:森永邦彦(ANREALAGE)
照明:吉本有輝子
舞台監督:夏目雅也
音響:中原楽
振り付けアシスタント:小尻健太
出演 :エミリオス・アラポグル、湯浅永麻、ヴィンソン・フレイリー、三東瑠璃、牧野李砂、リ・カフア(Lico)、福士宙夢、加賀谷一肇、モテギミユ
主催:株式会社 Zero-Ten
企画制作:Sandwich Inc、Super Massive Global 株式会社
協力:ULTRA SANDWICH PROJECT(京都芸術大学)、株式会社サイバーエージェント、v1rtus Ltd T/A Hemway
特別協賛:吉村ホールディングス
協賛:Super Massive Global 株式会社
Photo: Yoshikazu Inoue
神奈川・彫刻の森美術館にて開催中の「彫刻の森美術館 名作コレクション+⾈越桂選」に、名和晃平の彫刻作品《Trans-Yujin(Stroke)》が出展されています。彫刻家 舟越桂氏とゆかりのある現代作家の作品が展⽰されている本展では、過去から現代へと続く彫刻の展望をみる機会になるでしょう。
展示期間:- 2024年12月1日(日)
開館時間:9:00 - 17:00 (入館は閉館の30分前まで)
休館日:なし
場所:彫刻の森美術館 アートホール
〒250-0493 神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121
photo: Nobutada OMOTE
彫刻の森美術館 名作コレクション+⾈越桂選
東京都現代美術館にて開催中の展覧会「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」に名和晃平の彫刻作品《PixCell-Lion》が出展されています。
展示期間:- 2024年11月10日 (日)
開廊時間:10:00 - 18:00(入場は閉館の30分前まで)
閉廊日:月曜日(9/23、10/14、11/4は開館)、9/24、10/15、11/5
会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F/B2F
〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1
photo: Nobutada OMOTE
高橋龍太郎コレクション
オーストラリア・クイーンズランドのQueensland Gallery of Modern Artにて開催中の展覧会「Iris van Herpen - Sculpting the Senses」に、名和晃平の彫刻作品《PixCell-Double Deer#4》とダミアン・ジャレと名和によるパフォーマンス作品《VESSEL》の映像(編集版)が出展されています。
展示期間:- 2024年10月7日(月)
開館時間:10:00 - 17:00
場所:Queensland Gallery of Modern Art
Stanley Place, South Brisbane, Queensland 4101, Australia
Photo: Yoshikazu Inoue
Iris van Herpen - Sculpting the Senses
大阪・堂島に開業する超高層複合タワー「ONE DOJIMA PROJECT」に、名和晃平による高さ約5mの新作彫刻作品《Trans-Mio》が完成しました。「ONE DOJIMA PROJECT」は、ラグジュアリーホテル「フォーシーズンズホテル 大阪」と分譲マンション「Brillia Tower 堂島」からなる施設であり、本作はこのマンション部エントランスに恒久設置されます。
本作は、京都芸術大学とSandwichのコラボレーションによるプロジェクト「ULTRA_Sandwich#18」でのワークショップから生まれました。学生たちとiPhoneを用いた3Dスキャンを行い、参加者の一人である"ミオさん"が、トートバッグを持って頭上の青空に浮かぶ月を見上げている何気ないポーズをモチーフに選びました。空を仰ぐ抽象的なシルエットは、宇宙がもっと身近になった未来への予感を、さまざまな情報と物質が入り乱れる都市へと広げていきます。そして、ボクセル状のボリュームと流れる雲のようなボリュームが同居する表面形状は、そんな都市を歩む私たちにとってリアリティとはなんなのかを、今一度問いかけることでしょう。
場所:ONE DOJIMA PROJECT
〒530-0003 大阪市北区堂島2-4-4
photo: Nobutada OMOTE
ONE DOJIMA PROJECT
京都・MtK Contemporary Artにて、ブルノ・ボテラ、名和晃平、ロバート・プラットによる展覧会「Somatic Modes of Attention」を開催いたします。
本展では、3名のアーティストの作品が混じり合うことで生み出される、複雑で多様な知覚体験が鑑賞者を惹きつけます。視覚が持つ曖昧かつ直感的な性質を作品に利用することで、私たちが身の周りの環境をいかに捉えているのかを炙り出します。そして、理性に重きを置く過剰な視覚文化に席巻された現代において、私たちの身体は異なる「関心のモード」を生み出せるのかを問いかけます。光と影をはじめとしたものごとのうつろいは、私たちにゆっくりとした注意深い視覚を要求し、人間の知覚と認識の曖昧な側面が持つ価値に焦点を当てます。データにもとづいた普遍的で明瞭な認識を離れ、ゆらめく幻想のような、超現実的でパラレルな世界へと私たちをいざなうのです。
展示期間: 2024年5月2日(木) - 6月1日(土)
開廊時間:10:00 - 18:00
閉廊日:日曜日
オープニングレセプション:5月2日(木) 17:00 -
会場:MtK Contemporary Art
〒606-8334 京都府京都市左京区岡崎南御所町20-1
photo: Kenryou Gu
Somatic Modes of Attention
東京・WHAT CAFEにて、キュレーションユニット「鬼大名(鬼頭健吾 / 大庭大介 / 名和晃平)」の呼びかけに応え集まった京都の若手を中心とした総勢50名の作家による作品約100点を展示する企画展「東 京都 展 The Echoes of East Kyoto」を開催いたします。平面や立体を問わない多様な作品が一堂に介し、現役の作家として活動する教員たちも出展するなど、京都のアートシーンの今を余すところなく体感いただけます。
近年、京都の若手作家たちの勢いは高まり続け、とどまるところを知りません。大学を卒業したばかりの新進の作家たちが次々とアートシーンで活躍し、注目を集めています。ポテンシャルの高い作家が生まれ続けるこの背景には、京都という土地が育んできた独自のアートの生態系があります。それは、複数の美術大学が寄り集まることで生まれる作家同士のゆるやかな縦横の繋がりであり、ARTISTS’ FAIR KYOTOをはじめとした先進的な試みやアートホテル・アートカフェを通じて都市にアートが染み出していった結果でもあります。
このように本展は、世代や立場を越えた作家たちのリアルな繋がりから生み出される展示であり、京都に充満するアートのエネルギーの共鳴を、東京の地においてかつてない規模で展開する稀有な機会となります。
展示期間:2024年4月20日(土) - 5月7日(火)
時間:11:00 - 18:00(最終日は17:00閉館)
会場:WHAT CAFE
〒140-0002 東京都品川区東品川2-1-11
出展アーティスト:赤松 加奈 / 東 慎也 / 新井 碧 / 飯田 美穂 / 家田 実香 / 池田 光弘 / 今西 真也 / 大上 巧真 / 大澤 巴瑠 / 大庭 大介 / 表 良樹 / 神谷 徹 / 川村 摩那 / 木津本 麗 / 鬼頭 健吾 / 木村 舜 / 熊谷 亜莉沙 / 倉敷安耶 / 小宮 太郎 / 品川 美香 / 新 正春 / 新宅 加奈子 / 神馬 啓佑 / 髙戸 蒼月花 / 高橋 知裕 / 竹内 義博 / 田村 琢郎 / 椿 昇 / 椿野 成身 / 富田 直樹 / 長田 綾美 / 名和 晃平 / 西垣 肇也樹 / 廣田 郁也 / 藤本 純輝 / 古田 充 / 松岡 柚歩 / 松村 咲希 / 三浦 光雅 / 御村 紗也 / ミヤケマイ / ヤノベケンジ / 大和 美緒 / 山中 雪乃 / 山本 捷平 / 油野 愛子 / 吉岡 寛晃 / 米村 優人 / R E M A / 和田 直祐
東 京都 展 The Echoes of East Kyoto
千葉県誕生150周年記念事業の一環として内房総5市(市原市、木更津市、君津市、袖ケ浦市、富津市)にて開催される「百年後芸術祭‐内房総アートフェス‐」に、名和晃平が参加いたします。名和は木更津市エリア・クルックフィールズ内の地中図書館に彫刻作品《PixCell-Crow/Welding Mask/VR Controller (R)/Wooden Ladder》を展示いたします。
展示期間: 2024年3月23日(土) - 5月26日(日)
営業時間:10:00 - 17:00
定休日:火曜日・水曜日(4月30日・5月1日は営業)
会場:KURKKU FIELDS
〒292-0812 千葉県木更津市矢那2503
Photo: Nobutada OMOTE
百年後芸術祭‐内房総アートフェス‐
埼玉県立近代美術館にて開催される展覧会『アブソリュート・チェアーズ』に、名和晃平の彫刻作品《PixCell-Tarot Reading (Jan. 2023)》が出展されます。
主に戦後から現代までの美術作品における椅子の表現に着目する本展では、椅子をめぐる国内外の平面・立体・映像作品約70点が紹介され、アートのなかの椅子の機能や含意が読み解かれます。
展示期間: 2024年2月17日(土) - 5月12日(日)
開館時間:10:00 - 17:30(入場は17:00まで)
閉館日:月曜日(4月29日、5月6日は開館)
会場:埼玉県立近代美術館
〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
Photo: Nobutada OMOTE
アブソリュート・チェアーズ
東京都庭園美術館にて開催される1⽇限りのアートイベント「PERPETUAL MOMENT − ⾃然の中の時間」に、名和晃平が参加いたします。
⻄洋庭園では妹島和世⽒監修のパビリオン、名和・目[mé]・小牟田悠介氏による過去・現在・未来をテーマとしたアート・インスタレーションが展開され、その中で名和は孔雀をモチーフとした彫刻作品《Peacock and Ether》を展示いたします。当日はシンポジウム、原摩利彦氏によるサウンド・インスタレーション、Enric Miralles and Benedetta Tagliabueの家具の展示も行われます。
日程:2024年4⽉19⽇(⾦)
時間:10:00 - 18:00 (最終⼊場:17:30)
会場:東京都庭園美術館 ⻄洋庭園
〒108-0071 東京都港区白金台5-21-9
サウンド・インスタレーション&シンポジウム:
■ Session1 (13:00 - )
シンポジウム登壇者:名和晃平 / ⼩牟⽥悠介 / 岩渕貞哉(美術⼿帖編集⻑) / 妹島和世(東京都庭園美術館館⻑)
■ Session2 (15:00 - )
シンポジウム登壇者: 目[mé](荒神明⾹⽒・南川憲⼆⽒・増井宏⽂⽒) / 岩渕貞哉 / 妹島和世
主催:日本ロレックス 株式会社
PERPETUAL MOMENT − 自然の中の時間
⻄洋庭園では妹島和世⽒監修のパビリオン、名和・目[mé]・小牟田悠介氏による過去・現在・未来をテーマとしたアート・インスタレーションが展開され、その中で名和は孔雀をモチーフとした彫刻作品《Peacock and Ether》を展示いたします。当日はシンポジウム、原摩利彦氏によるサウンド・インスタレーション、Enric Miralles and Benedetta Tagliabueの家具の展示も行われます。
日程:2024年4⽉19⽇(⾦)
時間:10:00 - 18:00 (最終⼊場:17:30)
会場:東京都庭園美術館 ⻄洋庭園
〒108-0071 東京都港区白金台5-21-9
サウンド・インスタレーション&シンポジウム:
■ Session1 (13:00 - )
シンポジウム登壇者:名和晃平 / ⼩牟⽥悠介 / 岩渕貞哉(美術⼿帖編集⻑) / 妹島和世(東京都庭園美術館館⻑)
■ Session2 (15:00 - )
シンポジウム登壇者: 目[mé](荒神明⾹⽒・南川憲⼆⽒・増井宏⽂⽒) / 岩渕貞哉 / 妹島和世
主催:日本ロレックス 株式会社
PERPETUAL MOMENT − 自然の中の時間
振付家 ダミアン・ジャレと彫刻家 名和晃平の協働によるパフォーマンス作品 《Planet [wanderer]》を、スイス・ジュネーヴにて上演いたします。
日時:2024年3月8日(金)・3月9日(土) 20:00 - 21:00
2024年3月10日(日) 15:00 - 16:00
会場:Venue: Grand Théâtre de Genève
Boulevard du Théâtre 11, Geneva 1204, Switzerland
チケット
振付 : ダミアン・ジャレ
セノグラフィ : 名和晃平
照明:吉本有輝子
衣装:Sruli Recht
音楽:Tim Hecker
サウンドデザイン:Xavier Jacquot
振付アシスタント:Alexandra Hoàng Gilbert
Outside eye:Catalina Navarrete Hernández
クリエイティブプロデューサー:Jamila Hessaine
ダンサー:Shawn Ahern、Kim Amankwaa、Aimilios Arapoglou、Francesco Ferrari、Vinson Fraley、Christina Guieb、Astrid Sweeney、湯浅永麻
製作:Théâtre National de Bretagne
パートナーシップ:Chaillot – Théâtre national de la Danse (2021年度アソシエイト・プロデューサー)
共同製作:Sandwich Inc.、Charleroi Danse、Festpielhaus St Pölten、東京芸術劇場、ロームシアター京都、京都芸術センター、Opera de Rouen Normandie、Theater Kampnagel Hamburg、Ballet de Grand Théâtre de Genève、Staatstheater Darmstadt、Nagelhus Schia Productions
協力:京都芸術大学 Ultra_Sandwich#14 #15 #16 #17、京都大学 竹中研究室
特別協力:株式会社グランマーブル、株式会社マツシマホールディングス
感謝:Théo Casciani、Prabda Yoon、Fabienne Aucant
Photo: Rahi Rezvani
Planet [wanderer]
フランス・パリのMusée des Arts Décoratifsにて開催中の『Iris van Herpen. Sculpting the Senses』に、振付家 ダミアン・ジャレとのコラボレーションによるパフォーマンス作品 《VESSEL》の映像(編集版)が展示されています。
展示期間:- 2024年4月28日 (日)
開館時間: [火/水/金] 11:00 - 18:00, [木/土] 11:00 - 21:00, [日] 11:00 - 20:00
閉館日:月曜日
会場:Musée des Arts Décoratifs
107, rue de Rivoli, 75001 Paris, France
Photo: Yoshikazu INOUE
Iris van Herpen. Sculpting the Senses
彫刻家 名和晃平とダンサー 田中泯の初のコラボレーションとなる舞台『彼岸より』を、YCC県民文化ホール(山梨県民文化ホール)にて上演いたします。
70年代より型破りな実験的活動を展開し、身体と世界の関係性を追い求めてきた田中泯。その活動の一つに、自身の拠点・山梨県の山村で決行された「白州フェスティバル」がある。日本における野外芸術祭の先駆とも言えるこれに名和晃平はボランティア・スタッフとして参加し、強い影響を受けたと公言する。
高度情報化に伴って人々の身体性は希薄化し、非身体的な表現が蔓延し始めている。人類はどこに向かおうとしているのか。カラダとはすべての生命に固有の、最初の環境であり、世界との接続点でもある。田中泯と名和晃平はそれぞれの仕方でカラダと向かい合うことで、あらゆる階級の世界と対峙し、新たな創造の可能性を切り拓いてきた。そんな両名が今、その出会いの地・山梨で舞台へと挑む。
泥や霧といった普遍的なモチーフが絶えず姿形を変えながら空間を満たす中、死と再生を司るとされるハゲタカが時間を超越したかのように佇む——名和晃平は身体と物質を地続きとして捉え、それらの対流の中に立ち上がる感覚を模索してきた。そこに現れるのは、一見静謐でありながら、あらゆる物質が衝突・調和し続けるダイナミックな時空間である。こうした場と田中泯のカラダ、そして観る者のカラダの間に踊りが生まれ、移ろい続ける現象としての舞台をつくり出す。それはまさに、彼岸から此岸へと寄せては返す波だ。そんな特別な記憶を刻みつける「event(事態)」が観客に投げ出されることだろう。
日時:2024年1月10日(水) 開演18:30(開場17:45)
2024年1月11日(木) 開演13:30 (開場12:45)
2024年1月11日(木) 開演18:30(開場17:45)
会場:YCC県民文化ホール(山梨県民文化ホール)
〒400-0033 山梨県甲府市寿町26−1
チケット:
■ チケットぴあ【Pコード 651-481】
■ ローソンチケット【Lコード 32475】
■ イープラス
■ YCC県民文化ホール
「窓口販売」山梨県甲府市寿町26-1 TEL 055-228-9131
■ UTYテレビ山梨
「電話・窓口の販売のみ」山梨県甲府市湯田2-13-1 TEL 055-232-1118(平日9:30-18:30)
演出・構成:田中泯|名和晃平
踊り:田中泯
美術:名和晃平
音楽:原摩利彦
音響:中原楽
照明:吉本有輝子
舞台監督:夏目雅也
衣装:山口源兵衛
服飾・髪型:石原淋
記録写真:平間至
宣伝美術:林琢真
有志:山梨の若者たち
企画・制作・共催:Madada Inc. + Sandwich Inc.
協賛:Valuence
協力:株式会社大小屋、ざぶとん亭風流企画、SCAI THE BATHHOUSE、山口源兵衛(誉田屋源兵衛株式会社)
主催:やまなしステージ・アート・プロジェクト2023実行委員会、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会、UTYテレビ山梨
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業(アートキャラバン2)) |独立行政法人芸術文化振興会 事業名:『JAPAN LIVE YELL project』
彼岸より
韓国・ソウルのPace Galleryにて、名和晃平の個展『Cosmic Sensibility』を開催いたします。
本展では彫刻と絵画にまたがった5つの作品シリーズを一堂に展示し、アートの知覚的、感覚的、現象学的な可能性に対する関心を紹介いたします。タイトルの『Cosmic Sensibility』は、私たち一人ひとりの生が宇宙という織物に絡み合っていることを示しており、これは名和の恩師で、宇宙と生命の関係を問い続けた彫刻家・野村仁氏へ捧げるオマージュでもあります。
1階では、流動するシリコーンオイルがセルの生成と流動をトレースするインスタレーション《Biomatrix (W)》が、高粘度の液体のさまざまな段階を3Dモデリングし、それに基づいて造形される彫刻シリーズ《Ether》とともに展示されます。
2階では、名和の代表作である彫刻シリーズ《PixCell》にスポットを当て、増殖するセルの世界へと鑑賞者たちをいざないます。今回展示される新しい《PixCell》シリーズは、オブジェクトと生物の奇妙な組み合わせを特徴としており、これらはシュルレアリスムの歴史を参照しつつ、テクノロジーが現実と仮想の境界を壊乱する現代における新たな質感をあらわしています。
3階では、黒一色で仕上げられた新作彫刻シリーズ《Spark》があらわれます。カーボンファイバーロッドとベルベットによるその大胆で謎めいた姿は、励起したセルのエネルギーがつくりだす現実の裂け目を想起させます。また同スペースでは、3種類のグレーのベルベットで仕上げられた《Rhythm》シリーズも展示され、自然界の循環性と複雑性に対する探求を示しています。
3フロアにまたがる作品を通じて、セルの流れと一体化した鑑賞者は、それぞれの宇宙感性の芽吹きを実感することでしょう。生物から宇宙まで広がる名和の思索と実践を、ぜひご高覧くださいませ。
展示期間:2023年11月22日(水) - 2024年1月20日(土)
開館時間:10:00 - 18:00
閉館日:月曜、日曜
会場:Pace Gallery
267 Itaewon-ro, Yongsan-gu, Seoul, Korea
Photo: Nobutada OMOTE
Cosmic Sensibility
本展では彫刻と絵画にまたがった5つの作品シリーズを一堂に展示し、アートの知覚的、感覚的、現象学的な可能性に対する関心を紹介いたします。タイトルの『Cosmic Sensibility』は、私たち一人ひとりの生が宇宙という織物に絡み合っていることを示しており、これは名和の恩師で、宇宙と生命の関係を問い続けた彫刻家・野村仁氏へ捧げるオマージュでもあります。
1階では、流動するシリコーンオイルがセルの生成と流動をトレースするインスタレーション《Biomatrix (W)》が、高粘度の液体のさまざまな段階を3Dモデリングし、それに基づいて造形される彫刻シリーズ《Ether》とともに展示されます。
2階では、名和の代表作である彫刻シリーズ《PixCell》にスポットを当て、増殖するセルの世界へと鑑賞者たちをいざないます。今回展示される新しい《PixCell》シリーズは、オブジェクトと生物の奇妙な組み合わせを特徴としており、これらはシュルレアリスムの歴史を参照しつつ、テクノロジーが現実と仮想の境界を壊乱する現代における新たな質感をあらわしています。
3階では、黒一色で仕上げられた新作彫刻シリーズ《Spark》があらわれます。カーボンファイバーロッドとベルベットによるその大胆で謎めいた姿は、励起したセルのエネルギーがつくりだす現実の裂け目を想起させます。また同スペースでは、3種類のグレーのベルベットで仕上げられた《Rhythm》シリーズも展示され、自然界の循環性と複雑性に対する探求を示しています。
3フロアにまたがる作品を通じて、セルの流れと一体化した鑑賞者は、それぞれの宇宙感性の芽吹きを実感することでしょう。生物から宇宙まで広がる名和の思索と実践を、ぜひご高覧くださいませ。
展示期間:2023年11月22日(水) - 2024年1月20日(土)
開館時間:10:00 - 18:00
閉館日:月曜、日曜
会場:Pace Gallery
267 Itaewon-ro, Yongsan-gu, Seoul, Korea
Photo: Nobutada OMOTE
Cosmic Sensibility
2023年も残すところあとわずかとなりました。多くのご縁により、名和晃平|Sandwich にとって大変実りある一年になりました。
本年はGallery Nomartでの個展『Project』に始まり、『Cell Field』(京都 蔦屋書店)、『From Code to Material』(kojin kyoto)と、関西で複数の個展を開催する機会に恵まれました。
国内外でのパブリックアートプロジェクトも実現し、より多くの方々に作品を鑑賞いただける機会が増えました。フランス・セーヌ川の中州に設置した彫刻作品"Ether (Equality)"は、名和にとって過去最大の高さ25mの屋外彫刻作品になります。国内では、三重県・新堂駅前の「SHINDO YARDS」の図書館内に彫刻作品"Ether#98"を、大阪・茨木の複合施設「おにクル」のファサードに生命とエネルギーの循環をテーマにしたアートワーク"Cycle"を設置いたしました。
Damien Jaletとのコラボレーションによるパフォーマンス作品"VESSEL"、"Planet [wanderer]"のヨーロッパツアーも再開し5か国で上演いたしました。
また、活動の拠点である京都・伏見のクリエイティブ・プラットフォーム「Sandwich」の14年間にわたる活動を濃縮した書籍『Sandwich』を出版いたしました。数多のモノ・コト・ヒトの流動によって絶え間なく刺激され、成⻑・増殖を続けるSandwichの一端を体感できる一冊となっています。
そして、11月から韓国・ソウルのPace Galleryにて、彫刻と絵画にまたがった5つの作品シリーズを一堂に展示する個展『Cosmic Sensibility』を開催しています。連日多くの方々にお越しいただいている本展は、ご好評につき2024年1月20日まで会期が延長されることになりました。
このような素晴らしいプロジェクトを実現することができましたのも、ひとえにみなさまのご支援とご協力あってのことと、心より感謝申し上げます。
2024年もより一層尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
名和晃平|Sandwich 一同
振付家 ダミアン・ジャレと彫刻家 名和晃平の協働によるパフォーマンス作品 《Planet [wanderer]》を、ドイツ・ハンブルクにて上演いたします。
日程:2023年12月7日(木)・12月8日(金)・12月9日(土)
時間:20:00 - 21:00
会場:Kampnagel
Jarrestraße 20, 22303 Hamburg, Germany
チケット
振付 : ダミアン・ジャレ
セノグラフィ : 名和晃平
照明:吉本有輝子
衣装:Sruli Recht
音楽:Tim Hecker
サウンドデザイン:Xavier Jacquot
振付アシスタント:Alexandra Hoàng Gilbert
Outside eye:Catalina Navarrete Hernández
クリエイティブプロデューサー:Jamila Hessaine
ダンサー:Shawn Ahern、Aimilios Arapoglou、Francesco Ferrari、Vinson Fraley、Christina Guieb、Astrid Sweeney、湯浅永麻
代理出演:Karima El Almarani
製作:Théâtre National de Bretagne
パートナーシップ:Chaillot – Théâtre national de la Danse (2021年度アソシエイト・プロデューサー)
共同製作:Sandwich Inc.、Charleroi Danse、Festpielhaus St Pölten、東京芸術劇場、ロームシアター京都、京都芸術センター、Opera de Rouen Normandie、Theater Kampnagel Hamburg、Ballet de Grand Théâtre de Genève、Staatstheater Darmstadt、Nagelhus Schia Productions
協力:京都芸術大学 Ultra_Sandwich#14 #15 #16 #17、京都大学 竹中研究室
特別協力:株式会社グランマーブル、株式会社マツシマホールディングス
感謝:Théo Casciani、Prabda Yoon、Fabienne Aucant
Photo: ©Rahi Rezvani
Planet [wanderer]
京都・kojin kyotoにて、名和晃平の個展『From Code to Material』を開催いたします。
本展では、モールス符号やモノクロ画面に流れるプログラムコードの雨を思わせる“White Code”から始まり、インターネットを介して収集されたモチーフを彫刻化した“PixCell”や“Prism”といった、近年の平面・立体作品を展示します。
階を上るごとに意識の対象はCodeからMaterialへと移行し、最上階ではマテリアルサンプルやテストピースをはじめとした、作品制作プロセスの一端が示されます。各種作品を通じて、情報と物質が相互に変換され続ける境界を体感し、名和晃平の思考を垣間見られる展覧会となります。
展示期間:2023年10月29日(日) - 11月5日(日)
開館時間:12:00 - 18:00
閉館日:10月30日(月)
会場:kojin kyoto
〒602-0855 京都府京都市上京区上生洲町248-6
主催:SCAI THE BATHHOUSE
Photo: Nobutada OMOTE
From Code to Material
彫刻家・名和晃平が主宰するクリエイティブ・プラットフォーム「Sandwich」の14年間にわたる活動を濃縮した書籍『Sandwich』を出版いたします。
多分野にまたがる活動の記録を編集し、識者やクリエイターといった名和とSandwichに関わりの深い4名がテキストを寄せるなど、数多のモノ・コト・ヒトの流動によって絶え間なく刺激され、成⻑・増殖を続けるSandwichの一端を体感できる一冊となっています。
【概要】
彫刻家・名和晃平が主宰するクリエイティブ・プラットフォーム「Sandwich」は、サンドイッチ製造工場をリノベーションした建物を拠点と して、2009年に京都・伏見で活動を開始した。ここは、作品制作やプロジェクト進行を担うスタッフが集うスタジオ/オフィスであるのみ ならず、素材の可能性を実験するためのラボであり、必要な機器や道具を開発する工場であり、制作プロセスに関わる各地の工房とつながるハブであり、学生とアートの現場を繋ぐ実践的な教育システムであり、国内外からのアーティストやゲストが訪れるレジデンスでもある。名和の活動領域が一般的な彫刻家の範疇をはるかに超えて、建築、インテリア、舞台美術、デザイン、ファッション、ダンスパフォーマンスと領域をまたいでいくように、Sandwichは、数多のモノ・コト・ヒトの流動によって絶え間なく刺激され、成長・増殖を続けている。
京都の都市部から離れた田園風景の中にあり、すぐ傍には宇治川がたおやかに流れるこの地で、名和とSandwich は数えきれないほどの作品を生み出してきた。その活動は到底1冊で語り尽くせるものではないが、そこに流れる創作のための濃密な時間と空気の一端を伝えることは可能かもしれない。
本書に記述、記録されるのは、Sandwichが現代美術の領域を超えて、人、街、社会、ひいては世界に影響を与えてきた活動の断片である。
【基本情報】
出版:Sandwich Inc.
サイズ:B4変形(h.357, w.260 mm)
ページ数:290ページ
装丁:並製、紙貼装丁にフルカラー印刷、PETカバー
デザイン・編集・制作:林琢真(林琢真デザイン事務所)、三條陽平(ORDINARY BOOKS)、Sandwich Inc.
ISBN:978-4-9913310-0-8
販売価格:10,000円(税抜)
印刷・製本:NISSHA株式会社
流通:twelvebooks
販売先:京都蔦屋書店、twelvebooksほか
Photo: Jinn Yagi
Sandwich
京都 蔦屋書店(京都髙島屋S.C.)のオープニング展示として、名和晃平とSandwichによる展覧会『Cell Field』を開催いたします。
名和が主宰する京都・伏見のクリエイティブ・プラットフォーム「Sandwich」からは、日々、無数の作品とプロジェクトが生まれています。多様な専門分野を持つアーティストやスタッフ、学生たちが行き交う「場」そのものもまた、名和と分かち難く結びついたひとつの作品と言えるかもしれません。
本展では、油絵具を用いた数ヶ月間かけて変化するペインティング“Cell Field”や、物理シミュレーション によってセルの状態をあらわした版画シリーズ、UVプリントを用いた“Ray”、“Lens”などの作品が並ぶほか、複数の小立体作品とテストピース、マテリアルサンプル、スタジオで普段使用されるクロッキー帳などの各種グッズも展示され、スタジオの空気感を会場へと滲ませています。
本展を通して名和がSandwichとともに歩み、培った作品世界と時空間を共有します。
展示期間:2023年10月17日(火) - 11月7日(火)
開廊時間:11:00 - 20:00 ※最終日のみ18時閉場
場所:京都 蔦屋書店(京都髙島屋S.C.) 5F エキシビションスペース
〒600-8001 京都市下京区四条通河原町西入真町 52
主催:京都 蔦屋書店
情報協力:京都国際映画祭2023
Photo: Nobutada OMOTE
Cell Field
ダミアン・ジャレと名和晃平の協働によるパフォーマンス作品 “Planet [wanderer]”のヨーロッパツアーが決定いたしました。2021年のフランス・Chaillot – Théâtre national de la Danseでの初演から約2年ぶりの公演になります。本ツアーの初回となるベルギー・シャルルロワでの公演は、ビエンナーレ「Charleroi International Dance Biennale」のプログラムに組み込まれています。
◼︎Planet [wanderer] – Charleroi, Belgium
日時:2023年10月6日(金) 21:00-
2023年10月7日(土) 20:00-
2023年10月8日(日) 16:00-
会場:Charleroi danse Les Écuries
Bd Pierre Mayence 65c, 6000 Charleroi, Belgium
website
◼︎Planet [wanderer] – Hamburg, Germany
日時:2023年12月7日(木) 20:00-
2023年12月8日(金) 20:00-
2023年12月9日(土) 20:00-
会場:Kampnagel
Jarrestraße 20, 22303 Hamburg, Germany
website
◼︎Planet [wanderer] – Geneva, Switzerland
日時:2024年3月8日(金) 20:00-
2024年3月9日(土) 20:00-
2024年3月10日(日) 15:00-
会場:Grand Théâtre de Genève
Bd du Théâtre 11, 1204 Genève, Switzerland
website
振付 : ダミアン・ジャレ
セノグラフィ : 名和晃平
照明:吉本有輝子
衣装:Sruli Recht
音楽:Tim Hecker
サウンド:Xavier Jacquot
振付アシスタント:Alexandra Hoàng Gilbert
Outside eye:Catalina Navarrete Hernández
ダンサー:Shawn Ahern、Kim Amankwaa、Aimilios Arapoglou、Francesco Ferrari、Vinson Fraley、Christina Guieb、Astrid Sweeney、湯浅永麻
代理出演:Thi-Mai Nguyen, Karima El Almarani
製作:Théâtre National de Bretagne
パートナーシップ:Chaillot – Théâtre national de la Danse (2021年度アソシエイト・プロデューサー)
共同製作:Sandwich Inc.、Festpielhaus St Pölten、東京芸術劇場、ロームシアター京都、京都芸術センター、Opera de Rouen Normandie、Charleroi Danse、Theater Kampnagel Hamburg、Ballet de Grand Théâtre de Genève、Staatstheater Darmstadt、Nagelhus Schia Productions
協力:京都芸術大学 Ultra_Sandwich#14 #15 #16 #17、京都大学 竹中研究室
感謝:Théo Casciani、Prabda Yoon、Fabienne Aucant
特別協力:株式会社グランマーブル、株式会社マツシマホールディングス
Photo: ©Rahi Rezvani 2022
Planet [wanderer]
2023年6月28日、フランス・セーヌ川の中洲にて、名和晃平の新作大型彫刻作品“Ether (Equality)”が公開されます。
2019年、オードセーヌ県はセガン島の再開発計画の一環として、「égalité(平等)」をテーマに掲げた 大型作品の国際コンペティションを開催。名和はフランスのデジタルアートを牽引するDANAE.IOとタッ グを組んで本作を提案し、見事選出されました。
薄いシルバーピンクに輝く本作は、十二角形をベースとした多面体で構成されており、名和にとって過去最大の高さ25mの屋外彫刻作品となります。背後に建つラ・セーヌ・ミュジカルの多面球ドームと呼応し ながら、セガン島を導く道標のようにそびえ立ちます。
公開日:2023年6月28日(水)
場所:La Seine Musicale
Île Seguin, 92100 Boulogne-Billancourt, France
2023, Stainless steel, paint, 25 × 3.5 x 3.5 m
©Kohei Nawa | Sandwich Inc., Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE, Pace Gallery
Installation view: Seguin Island, Boulogne-Billancourt, France
Photo: Gérald Le Van Chau
Ether (Equality)
京都・MtK Contemporary Artにて、名和晃平とフランスの現代美術家 ブルノ・ボテラ(Bruno Botella)の2人による展覧会『ROLLING THE GREY MUDS OF DREAM』を開催いたします。
「ドローイングにまつわる実験の場」として位置付けられた本展覧会では、各作家の作品のほか、本展のために共同で制作された新作が発表されます。グラファイト(黒鉛)やインク、紙などのマテリアルに内在する力と作家の感性が呼応し生み出された作品たちは、細胞分裂を繰り返しアニマの輝きを増していく生命の運動を思い起こさせます。
「互いに夜中のドローイングをもっとも楽しんでいることに気づいた。」と明かす2人。創造の源泉から湧き上がる作品群を、この機会に是非ご高覧ください。
展示期間:2023年6月16日(金) - 7月29日(土)
開廊時間:10:00 - 18:00
休廊日:日曜日
オープニングレセプション:2023年6月16日(金) 18:00 - 20:30
場所:MtK Contemporary Art
〒606-8334 京都府京都市左京区岡崎南御所町20-1
Photo: Nobutada OMOTE
ROLLING THE GRAY MUDS OF DREAM
振付師 ダミアン・ジャレと名和の協働によるパフォーマンス作品“VESSEL”を、スペイン・バルセロナにて開催されるGrec Festivalにて上演いたします。
日時:2023年7月2日 (日) 18:00 - 19:00
2023年7月3日 (月) 20:00 - 21:00
場所:Mercat de les Flors
Lleida, 59, 08004 Barcelona, Spain
振付 : ダミアン・ジャレ | 舞台美術 : 名和晃平
出演 : Aimilios Arapoglou、浅井信好、三東瑠璃、森井淳、森山未來、Astrid Sweeney、戸沢直子
音楽 : 原摩利彦 (特別参加 : 坂本龍一)
照明デザイン:吉本有輝子
舞台監督:David Thébaut
舞台マネージャー:Laurent Lebarbé
音響:Cédric Alaïs
照明:Ronan Cabon, Sylvain Brossard
制作: Sandwich Inc., Theatre National de Bretagne
共同制作:Arario Gallery; Grand Marble Co., Ltd; Warehouse Terrada; Amuse Inc.; Culture Convenience Club Co., Ltd.
*本パフォーマンスは2015年にヴィラ九条山(京都)で制作されました。
photo: Yoshikazu Inoue
VESSEL
2023年6月28日、名和晃平の新作大型彫刻がフランス・セーヌ川の中洲に誕生
「フランスの新たな文化の中心地に立つ、高さ25mの彫刻作品」
2023年6月28日、彫刻家・名和晃平とDANAE.IOのチームによる高さ25mの新作《Ether (Equality)》が、フランス・セーヌ川に浮かぶセガン島に誕生予定です。同作は「égalité(平等)」をテーマに、オードセーヌ県が主催した国際コンペティションで選出されました。
「セーヌ川の新たなシンボル、コロナ禍を乗り越えて待望の完成」
フランスの新たな文化の中心地として、ジャン・ヌーヴェルや坂茂といった世界的建築家を招いた大規模な再開発が進むセガン島。その一環としてオードセーヌ県は大型のモニュメント作品の設置を決定し、2019年に「égalité(平等)」をテーマとした国際コンペティションが開催されました。このコンペティションでは、上流のグルネル橋の下に位置する「自由の女神」像や、セガン島の音楽総合施設「ラ・セーヌ・ミュジカル」、そして周囲の河岸に点在する歴史的彫刻群と呼応する作品が求められました。
名和は、フランスのデジタルアートを牽引するDANAE.IOとタッグを組み《Ether (Equality)》を提案。見事、世界中から集まった35作品の中から選出されました。コロナ禍の中での厳しい計画と制作を乗り越え、いよいよ2023年6月28日の完成を目前にひかえています。
「雫のかたちが生み出す、リズムとハーモニー」
高さ25mを誇る今作《Ether (Equality)》は、数ある名和の彫刻作品の中でも最大級。薄いシルバーピンクに輝くステンレスの彫刻は十二角形をベースとした多面体で構成されており、背後に建つラ・セーヌ・ミュジカルの多面球ドームと呼応しながら、セガン島を導く道標のようにそびえ立ちます。
名和が継続的に手がけるこの彫刻シリーズ《Ether》は、地面に落下する水滴のフォルムを観察し、そのシルエットを上下反転させながらランダムに積み重ねることでかたちづくられています。連続するさまざまなかたちの雫は視覚的なリズムをつくりだし、セーヌ川を伝って、あらゆる方角へと響きわたってゆきます。そこでは、地球上のあらゆるものにはたらく重力とそのハーモニーが奏でられています。セーヌの川面に立った一筋の水しぶきが伸び上がるとき、わたしたちはその残響を等しく感じることができるのです。
「フランスと日本を結んできた彫刻家・名和晃平」
京都を拠点にグローバルな活動を展開している名和ですが、中でもフランスとは深い関わりを築いてきました。
日仏友好160周年を記念した祭典「ジャポニズム2018」では、ルーヴル美術館のピラミッド内に金箔で彩られた高さ10.4mの大型彫刻《Throne》を、ロスチャイルド館に泡を使ったインスタレーション《Foam》を展示し、マレの狩猟自然博物館では個展「PixCell-Deer」を開催しました。これに先駆けて2017年に開催された、長谷川裕子のキュレーションによる展覧会「Japanorama. A new vision on art since 1970」では、坂茂の設計によるポンピドゥー・センター・メスを会場に、黒いシリコンオイルが降り注ぐインスタレーション《Force》を展示しました。また、振付家ダミアン・ジャレとの協働によるパフォーマンス作品《Vessel》および《Planet [wanderer]》は、パリのシャイヨー国立劇場やルーアンのOpéra de Rouen Normandieをはじめとした全世界で公演を行なっています。特に《Vessel》は2020年、英国で最も権威あるパフォーマンスアワードとして名高い、ローレンス・オリヴィエ賞にもノミネートされました。他にも、2012SSではCOMME des GARÇONS、2017AWではANREALAGEとコラボレーションを行い、パリコレクションのショーピースを制作するなど、さまざまなかたちでフランスの文化芸術と日本を接続してきました。
「フランス近代化の歴史を刻むセガン島」
設置場所であるセガン島の歴史を見ていくと、「égalité(平等)」というテーマがさらに鮮明に浮かび上がってきます。
パリの象徴の一つであるセーヌ川。ノートルダム大聖堂やエッフェル塔が建ち並び、世界遺産にも指定された一角のやや下流に、セガン島は浮かんでいます。同地は名前の由来となった化学者アルマン・セガンが18世紀末に皮革工場を設立して以来、セーヌ地方の工業の中心地として栄え、1929年に大規模な自動車工場がつくられると、フランスの近代化と工業発展の象徴として知られるようになります。同工場は、労働基準の厳しさや環境汚染から批判の対象となる一方で、先鋭的な労働組合の拠点としても利用され、絶えずその意味を読み替えられてきました。その後工場は、第二次世界大戦中に連合軍からの激しい空爆に晒され、多くの犠牲者を出すとともに、戦後の技術革新の波に呑まれ、1992年に解体を迎えました。
2009年、そんなセガン島を文化の中心地として再興すべく、ジャン・ヌーヴェルをディレクターとした再開発計画が始動。これはアートセンターやオフィス・商業施設を含む大規模な計画であり、2017年には日本を代表する建築家の一人である坂茂の設計によって、音楽総合施設ラ・セーヌ・ミュジカルが完成しました。
このようにセガン島は、フランス発展の功罪を記録した歴史的地点であり、21世紀を生きるわたしたちが人と人、人と環境の関係性を紡ぎ直すための始点にふさわしい場所といえるでしょう。
名和晃平(Kohei Nawa)
彫刻家/京都芸術大学教授
1975年生まれ。2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。2009年、京都・伏見に「Sandwich」を創設。
名和は日本の京都を拠点に活動する彫刻家であり、一貫して独自の「セル(細胞・粒)」の概念のもと、彫刻の「表皮」に焦点を当てながら、ジャンルを横断した数々の作品シリーズを発表しています。これまで、モチーフを大小の透明球で覆うことで情報化時代を象徴した《PixCell》、重力で描くペインティング《Direction》、シリコーンオイルが空間に降り注ぐ《Force》など、彫刻の定義を柔軟に解釈し、鑑賞者に素材の物性がひらかれてくるような知覚体験を生み出してきました。近年では、広島のアートパビリオン「洸庭」をはじめとした建築のプロジェクトや、振付家ダミアン・ジャレとのコラボレーションによる、パフォーマンス作品シリーズにも精力的に取り組んでいます。
クレジット:
Ether (Equality)
2023, Stainless steel, paint, 25 × 3.5 × 3.5 m,
©Kohei Nawa | Sandwich Inc., Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE and Pace Gallery Installation view: Seguin Island, Boulogne-Billancourt, France
Photo: Emmanuelle Blanc
プレス問い合わせ:
Sandwich Inc.
612-8132 京都市伏見区向島藤ノ木町45-1
TEL&FAX: 075-468-8211 Email: office@sandwich-cpca.net
担当: シャキロワ・レイサン
大阪・ギャラリーノマルにて、名和晃平の個展『Project』を開催しています。
展示期間:
[vol.1 Movie] - 2023年2月25日 (土)
[vol.2 Tarot] 2023年3月4日 (土) - 3月25日 (土)
[vol.3 Cell] 2023年4月1日 (土) - 4月22日 (土)
開廊時間:13:00 - 19:00
休廊日:日曜・祝日
会場:ギャラリーノマル
〒536-0022 大阪市城東区永田3-5-22
Project
振付師 ダミアン・ジャレと名和の協働によるパフォーマンス作品“VESSEL”を、オーストリア・ブレゲンツのFestspielhaus Bregenzにて上演いたします。
日時:2023年3月11日 (土) 20:00 - 21:00
場所:Festspielhaus Bregenz
Platz d. Wr. Symphoniker 1, 6900 Bregenz, Austria
振付 : ダミアン・ジャレ | 舞台美術 : 名和晃平
出演 : Aimilios Arapoglou、浅井信好、戸沢直子、三東瑠璃、Francesco Ferrari、Astrid Sweeney、森井淳
音楽 : 原摩利彦 (特別参加 : 坂本龍一)
照明:吉本有輝子
舞台監督:尾崎聡
制作: Sandwich Inc., Theatre National de Bretagne
共同制作:Arario Gallery; Grand Marble Co., Ltd; Warehouse Terrada; Amuse Inc.; Culture Convenience Club Co., Ltd.
*本パフォーマンスは2015年にヴィラ九条山(京都)で制作されました。
チケット
VESSEL
京都市内で開催されるアートフェア『ARTISTS’ FAIR KYOTO 2023』の渉成園(枳殻邸)会場にて、名和が小品を展示いたします。
展示期間:2023年3月4日 (土) - 3月12日 (日)
時間:9:00 - 17:00(最終入場16:00)
会場:渉成園(枳殻邸)
〒600-8190 京都市下京区下珠数屋町通間之町東入東玉水町
チケット
ARTISTS’ FAIR KYOTO
展示期間:2023年3月4日 (土) - 3月12日 (日)
時間:9:00 - 17:00(最終入場16:00)
会場:渉成園(枳殻邸)
〒600-8190 京都市下京区下珠数屋町通間之町東入東玉水町
チケット
ARTISTS’ FAIR KYOTO
大阪・ギャラリーノマルにて、名和晃平の個展『Project』を開催いたします。
本展は、それぞれ映像・立体・平面に焦点を当てた『vol.1 Movie』『vol.2 Tarot』『vol.3 Cell』から成り、これまで名和が培ってきた思考を辿ります。
2月4日からはじまる『vol.1 Movie』では、ギャラリーノマル開催の名和の個展『Transcode』(2009) で発表された映像作品 “Dot-Movie” の4Kバージョンと、同作を元に制作したエディション作品が展示されます。
展示期間: 2023年2月4日 (土) - 2月25日 (土)
開館時間:13:00 - 19:00
休館日:日曜・祝日
会場:ギャラリーノマル
〒536-0022 大阪市城東区永田3-5-22
Project