上映会:彼岸より


ダンサー・田中泯と彫刻家・名和晃平のコラボレーションによるパフォーマンス作品《彼岸より》にもとづく映像作品の上映会を、京都のTHEATRE E9 KYOTOにて開催いたします。
かつて田中泯が主宰した「アートキャンプ白州」で出会った2人は継続的にその親交を深め、2024年1月、初のコラボレーションとなる同作が山梨・甲府にて公演されました。同作では一羽のハゲタカとうつろう霧、赤い泥による舞台美術を通じて、田中泯が問い続けてきた身体と気象、都市の外部といったものたちを接続し、まるで一つの“現象”のような舞台がつくり上げられました。
本上映会は、この記念すべき作品をより多くの方々に体感していただくことを目指しております。また上映会に合わせて、田中泯と名和晃平によるトーク、田中泯とダンサーたちによる対話、アートブックやレコードのローンチといったさまざまな関連イベントを企画しております。これらを通じて、ぜひみなさまと《彼岸より》の問いかけをさらに深めることができればと思っております。
...
◼︎ 上映会&トークイベント
パフォーマンス作品《彼岸より》にもとづく映像作品の上映会。特に7/11(金)、12(土)の各上映後には、田中泯・名和晃平・その他ゲスト(原摩利彦、吉本有輝子などを予定)によるトークイベントを開催いたします。観客との対話も含め、舞台美術、音楽、照明、演出などの多様な視点から作品を語り尽くす特別な時間となることでしょう。
日程:2025年7月11日(金) - 7月13日(日)、7月18日(金) - 7月21日(月)
時間:16:00 - 17:00 / 19:00 - 20:00(各日2回上映)
※7/11(金)・7/12(土)の両日のみ、以下の時程となります。
16:00 - 18:00:上映会&トークイベント
19:00 - 21:00:上映会&トークイベント
会場:THEATRE E9 KYOTO
〒601‑8013 京都府京都市南区東九条南河原町9-1
チケット購入
◼︎ ダンサー・ミーツ・ダンサー
田中泯と参加者による対話。「踊りはあらゆる人々のものである」という田中泯の考えにもとづき、プロに限らない幅広い“ダンサー”たちを募ります。「踊りとは何か」を中心に、過去・現在・未来において踊りが果たす役割について、縦横無尽な思索と探求が繰り広げられる予定です。田中泯がこうした世代を超えた対話の場を催すのは久々のことであり、世界と身体の関係に興味を持つすべての人々にとって、極めて貴重な機会となるでしょう。また、モデレーターにはジャーナリスト/アートプロデューサーの小崎哲哉を迎え、対話には名和晃平も参加いたします。
日時:2025年7月12日(土) 11:00 - 15:00(上映会と途中休憩を含む)
会場:THEATRE E9 KYOTO
〒601‑8013 京都府京都市南区東九条南河原町9-1
参加予約→ご好評につき満席になりました
◼︎ アートブック+レコードローンチ & トークイベント
《彼岸より》の公演写真とテキストを収めたアートブック、および同作の音楽を担当した音楽家・原摩利彦によるサウンドトラックを収録したレコードを発売いたします。会場ではこれを記念したローンチイベントを開催し、田中泯・名和晃平・原摩利彦・林琢真によるトークも予定しています。
日時:2025年7月10日(木) 19:00 - 20:00
会場:京都 蔦屋書店6F シェアラウンジ
〒600‑8002 京都府京都市下京区四条通寺町東入二丁目御旅町35 京都髙島屋S.C.[T8]
チケット購入
...
「ダンス《彼岸より》」
演出・構成:田中泯|名和晃平
踊り:田中泯
美術:名和晃平
音楽:原摩利彦 / 音響:中原楽 / 照明:吉本有輝子 / 舞台監督:夏目雅也 / 衣装:山口源兵衛 / 服飾・髪型:石原淋 / 写真:井上嘉和 / 映像:株式会社青空 / 宣伝美術:林琢真 / 有志:山梨の若者たち
企画・制作・共催:Madada Inc. + Sandwich Inc.
協賛:Valuence
協力:株式会社大小屋、ざぶとん亭風流企画、SCAI THE BATHHOUSE、山口源兵衛(誉田屋源兵衛株式会社)
主催:やまなしステージ・アート・プロジェクト2023実行委員会、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会、UTYテレビ山梨 / 助成:文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業(アートキャラバン2) |独立行政法人芸術文化振興会 / 事業名:『JAPAN LIVE YELL project』
彼岸より